迷子猫が自分で帰ってくる確率

日々変化する確率

結論から言います。
1,500件以上の迷子猫捜索の経験上、室内飼いの猫が自分で家に帰ってくる確率は、約5%くらいです。
これは、飼い猫が脱走した日から約2週間位の間に自ら帰ってきた確率です。

100匹中、約5匹は自分で玄関や窓から入ってきたり、玄関、窓の外で鳴いて、入れてとアピールしてくれて、家の中まで帰ってくることができました。

猫には帰巣本能があるので、帰ってくる場合があるとネット上には書かれていたりします。
確かに家と外を自由に出入りしている飼い猫の場合は、しばらく姿が見えなくても帰ってくる事があります。
しかし、外に出たことが無い室内飼いの猫がたまたま外にでてしまった場合、帰巣本能よりも恐怖心や好奇心がまさり、思いもよらない行動にでてしまいます。

パニックになってダッシュしてしまったり、自ら出ることができない場所に入ってしまう場合があります。

そうなるともう自ら帰ってくる事は難しくなります。

室内飼いの猫が脱走してしまった場合に、自ら家の中まで帰ってくることや、家の中に入れてアピールは稀なことです。

脱走場所から半径20メートル位までの範囲に自ら戻ってきて、飼い主様が保護できた場合の確率まで含めれば、もちろんもう少し上がります。

ですが、昨日まで近くにいたのに、姿が見えなくなってしまった。
離れた場所で発見情報をもらったなど、時間が経つほど本格的に迷い猫になってしまう場合もあります。

脱走後、約2週間から1か月くらいになると、自ら帰ってくる確率は格段と落ちて約2%ほどになります。
100匹に2匹です。
その後は、もっと落ちます。

しばらくほっとけば帰ってくるだろうと、様子を見るのは本当に危険です。

様子を見ていた飼い主様から、しばらくは家の近くで見たんだけど、1週間たって姿が全く見えなくなった。
すぐに探してほしいと、心配な声で連絡が入ることが本当に多くあります。

ほんの些細なルートから迷子猫になってしまい、帰ってくるだろうと様子を見ていたために、2度と会えなくなってしまうかも知れません。

迷子猫の捜索は早いほど発見、保護確率が上がります。
なるべく早くご相談ください。

宜しくお願いします。

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