迷い猫ってご飯はどうしているの?心配です

飼い猫が迷子になった時、飼い主様はご飯の心配をすると思います。

決まった時間に、与えられたご飯を食べていた飼い猫が、自分の力だけでは何も食べることが出来ない!そう考えてしまうと思います。

室内で飼われていた迷い猫は、外に出てしばらくは、いつもと違う環境に警戒して、いつも通りの行動をすることが出来ず、何も食べる事ができません。

まわりの様子を見ながら、じっとしている場合が多いです。

ですが、周りの環境に慣れ始めたら、警戒しながら水とご飯を探し始めます。

しかし、今まで自分で捕食したことがない室内飼いの猫が、いきなり虫や小動物などを、食べ物と認識するのは難しいことです。

たまたま近くに人が作った餌場が有ったり、運良く誰かからご飯をもらえれば良いのですが、そうそう上手くはいきません。

そんな時に迷い猫が最初に口にする食べ物は、草の場合が多いです。

猫草などもそうですが、草を好む猫はたくさんいます。

いなくなって1ヵ月程経って保護された迷い猫は、糞に草が多く含まれている場合があります。

とりあえず草を食べて、飢えを満たしながら周りの環境を少しずつ把握します。

その後は、草と比較的動作の遅い虫や小動物などを食べたり、ゴミなどをあさったりして、人が残した食べ物を食べるようになります。

迷い猫が子猫の場合は、自分で食料を確保することが難しいので1日1日が心配ですが、生まれて半年以上たった成猫の場合は、10日間程度の間に飢えで倒れてしまう事は少ないと思います。

そして、食べられる草が多い場所や、他に食べ物を確保できる場所が、だんだんと迷い猫のテリトリーになっていきます。

飼い猫が迷子になって1、2週間間は、食事状況を、過度に心配しなくてもいいと思います。

しかし、外の環境は過酷です。

ケガなどをして、体の自由が利かなくなれば一気に体力が消耗されて、自分で食べ物を採ることが出来なくなります。

迷い猫が見つからない場合は、なるべく早く保護して、安全な環境に戻してあげることが必要です。
ご依頼とご相談はこちらよりお願いします。

<捜索依頼フォーム>

猫探偵・アニマルサーチ社
第一種動物取扱業登録
21 東京都 保 第 102379 号
動物取扱責任者 川本

所在地
〒184-0004 東京都小金井市本町 6-9-17
連絡先